Piccolo畑日誌 2023.3.4- 季節はいつの間にか春に

2023年に入り、初めてのブログ更新。このブログを始めてから、畑に行った週には必ず記録としてこの日誌を書いてきたけれど、今年に入ってからはなんだか余裕がなく、いつの間にか寒い冬が終わりを告げ、春がきた。

忙しく日々を過ごすなか、畑には行っていた。1月にはソラマメとスナップエンドウに追肥をしたり、スナップエンドウに防風用のネットをかけたり、忙しくても、寒くても、ほぼ毎週畑に通った。私にとって、自転車で畑に向かう時間も、畑の土や野菜に向き合う時間も、普段とは少し違った自分の世界であり、あわただしさから解放される心が落ち着く時間。寒い日は畑にいる人もまばらで静か。畑にいる時間は、何故か心が穏やかになる。だから、予定をやりくりしてでも、行きたくなる気持ちがわいてくるのだと思う。

ソラマメは厳しい寒さを乗り越えて、とても元気に育っている。これからもきっと順調に成長してくれることを確信させてくれるくらい、しっかりしている。一方、スナップエンドウは少々弱弱しい。一つの穴からは芽も出なかったため、苗をいただき、植えることにした。これから成長してくれることを願うのみ。

ソラマメ
ソラマメ
スナップエンドウ

大根の跡地に植えたリーフレタスも、寒い冬の間に小さくゆっくり成長し、いつの間にか立派に育ってくれている。嬉しい!

1月8日 リーフレタス
1月28日 リーフレタス
2月23日 リーフレタス
3月4日 リーフレタス

ホウレンソウ、春菊もこれ以上は大きくならないかもしれないけれど、育ってくれた。ホウレンソウはサラダに使えそうなので、収穫。カブは放っておいたらいつのまに大きくなっていたけど、見た目はあまり美しくない。。

種から小さい芽が出た時、小さな芽が大きく育っていくとき、どの時も、野菜や植物の持つ力を感じ、そして喜びをもらっている。もちろんうまく育たない時もある。だからこそ自然なのだと思うし、それを受け入れることや、何故だか考えてみることも、私にとっては貴重な体験。この年になっても、いくつになっても、新しいことを感じ、学ぶことはいくらでもある。