わたしの香りの遍歴_10~20代編

初めて自分で香りをつけたのは、中学か高校くらいのとき。当時私のmustな情報源だった雑誌のOliveで紹介された、エッフェル塔のガラス瓶に入った、コロンだったように記憶している。フランスの輸入雑貨を扱う原宿あたりのお店に行って、買ってもらったようなおぼろげな記憶がある。その香りは、甘いフルーティーな香りだった。

大学生になり、ますます香りが好きになって、当時はバブル時代で、海外旅行のお土産の定番は香水だったり、ブームになった香水などもあって、いろいろとコレクションしていたっけ。学生時代から20代に何を使っていたかな。振り返ってみると、いわゆるブランドと流行りに走っていたのがよくわかる。当時の日々を思い出してみると、今思えば、いつの時もそれなりに頑張ってた健気な自分がいて、懐かしく温かい気持ちになってきた。そして香りも、鼻の奥から頭にむけてなのか、心の中なのか、ぼんやり記憶から引き出せる不思議だ。

プチサンボン 石鹸の香りで男子受けがいいと人気だった。流行りで買ってみたものの自分になじまず、自分らしさを感じず。やっぱり自分には「かわいい系」は香りも合わないと認識した。

資生堂 SASO ミステリアスな香りに惹かれ、早く大人な女性になりたかった私は、この香りをつけて勝手にいい女気分に。

クリスチャンディオール POISON 一世を風靡した香り。この香りをつけているとすぐにPOISONだとわかった。デートの前にはりきりすぎてつけすぎて気分が悪くなり、途中でトイレによって水で香りを落とそうとした思い出がある。

カルバンクライン ETERNITY 爆発的に人気だったこの香り。大好きだったスーパーモデルの広告も話題に。この香りはさわやかながら女性らしさもあり、つけていて心地よかった思い出。2本くらい使ったと思う。

クリスチャンディオール DUNE 灼熱の砂漠を想像させるオレンジっぽいボトルが印象的で、甘さもありつつ個性的なこの香水。当時本当にはまり、ボディパウダーも愛用していたっけ。

ブルガリ Eau Parfumee au The Vert  緑茶のイメージというにはお茶の香りはしない、やさしいフローラルと柑橘系のライトでっすっきりしたさわやかな香りで、比較的長い期間使っていたように思う。当時、新宿伊勢丹にショップがあり、スキンケアラインもあって使っていた。ショップに行くと、いつもEau Parfumee au The Vertのおしぼりのサービスがあり、接客を受けた思い出。

シャネル Cristalle 甘くもさっぱりした香りだったように記憶している。使いやすくて1本使いきったことは覚えている。

きっと他にも使ったものはあるだろうな。また思い出したら記録しておきたい。