昨年9月から始めた生まれて初めての野菜作り。アロマから始まり、自然のもの、より安全な食物に意識が向くようになって、自治体の農園を探していたら、たまたまシェア畑というところを見つけた。これまでまったく野菜作りとかには無縁だし、知識もない。しかし、道具も、肥料も、タネや苗もすべて込み、そしてアドバイザーがいらして何でも聞けるので、初心者には最適の有難いサービス。自転車で行ける距離で、見学に行って即決した。私は見かけも、これまでも行動も、畑仕事的なことに一番縁遠いところにいたため、一番驚いたのは父親だった。私の中では点と点がつながって自然な流れで始めたものの、友人知人、会社の人にとっても相当インパクトが強かったらしく皆びっくり。だが、総じて皆好意的な驚きで歓迎的、温かい言葉が返ってきた。

さて、2~3月にかけて秋冬野菜の収穫が終わり、その後寒おこしをして土を寒気にあてた後、土を耕し、4月の頭にはウネ立てをして、肥料を与え、マルチ張りまでは終わっていた。これが慣れない者にとっては大変なのだけど。それも一人でやるのはけっこうきつい。そういえば、昨年初めて土を耕して、「土を耕す」意味をリアルに知ったんだったなぁ。

今日はゴールデンウイーク2日目、昨日の雨がうそのように晴れ、畑日和。タネまきと苗を植えるという大きなイベントのため、畑に向かった。マルチカッターで穴をあけ、トマト、なす、ピーマンの苗を植え、エダマメ、サンチュの種をまく。手が不器用な私は、支柱をたてて苗の幹に麻ヒモで結ぶのも人より時間がかかるし、防虫ネットをかけるのも一苦労。何度やり直しても他の人のようにうまくいかないが、まぁいいとするか。初めての春夏野菜作り。楽しみ。
