Piccolo畑日誌 2023.5 – ソラマメの成長と収穫 後編

順調に成長したソラマメ。4月中旬に初めてさやをつけた姿を見た。ソラマメは上に向かってさやをつける。ピンと逆立ちををするように。まるで、体操選手が鉄棒で逆立ちしているみたいだ。空に向かってさやがつくから「空豆」と言われるのも、見て納得だ。そして収穫はさやが下の方に垂れ始めたころに行うのがよいと教えてもらった。ソラマメは本当に元気で、たくさんの実をつけてくれていて、わくわくが止まらない!さやの中の豆たちに早く会いたい!

4月23日。空に向かってさやがつく
5月4日。元気いっぱいに育っていよいよ収穫
初めてのソラマメの収穫

さて、さっそくソラマメを使ってシンプルに茹でていただくことにした。さやを開けると、まぁかわいらしい豆たち。緑色がやさしく、そしてやわらかい。初めて食べる穫れたてのソラマメ。それは、本当にやわらかく、私が知っているこれまでのソラマメとは全然違った。薄皮もむく必要がないくらい。本当にやさしく、繊細な味がした。

5月4日に収穫後、5月6日からコロナに罹って寝込んでしまったため、次に行った5月中旬にはさらに大量の実をつけていた。囲いの中では所狭しと、そして囲いの外にもはみだし、大収穫祭だ。

5月中旬。さやが枠からあふれんばかりに
収穫はまだ続く
この豊作ぶりは見事

ソラマメは収穫の時期が短いといわれ、とるタイミングが少し遅くなると実が固くなってしまう。そして放置しているとさやが黒く変色し、干からびたようになってやせていく。コロナに罹り、畑に行けなかった分、収穫が遅れ、だめになってしまったさやもあった。しかし、念願のソラマメはが上手く成長し、美味しい実をつけてくれたこと、そしてとれたてを味わうことができたことは私にとって大満足、大きな収穫だった。