2023年のダイアリーがやってきた

来年を意識する時期が近づくと、手帳を選ぶ楽しみがやってくる。手帳の書き方なる本やweb記事がでてくるのもこの時期ならではだが、自分に合ったスタイルの手帳が決まっている人もいたり、模索したりする人がいたり、それぞれが新しい年を迎える心の準備期間なのかもしれない。

これまでいろいろなタイプの手帳を使ってきた。6穴のシステム手帳、モーレスキンのソフトタイプ、ハードタイプのダイアリー、一番奮発したのはエルメスのVISIONシリーズ、などなど。マンスリー型、見開きでウィークリーのもの、ウィークリーのバーティカルタイプなど。その結果、私には左ページがカレンダー、右ページがフリーに書けるダイアリーが一番使いやすく、この数年はずっとSmythonの手帳を使っている。Panamaレザーのシリーズで、手触りのよさ、手へのなじみのよさ、そして上品なブルーで質のよい紙、シンプルなデザインが気に入っている。

わりと小さめの手帳が好きだったが、書くことが増えて、今年から少し大きめのサイズにした。とても使いやすく、スペースも十分なので、来年もサイズは同じにすることは決めていた。さて、色はどうしようか。昨年の今ごろは何を選ぶにもブルーが多く、2022年の手帳はブルーにした。2023年版をwebで見ていて一番気になった色はフューシャだったが、残念ながら私の買おうとしているサイズにはフューシャはなかった。淡い色の気分ではなかったし、最終的には、私の手帳歴では異例のブラックを選択。

オーダーして数日でイギリスからDHL便で到着。毎年のことだが、リボンをほどいて箱を開けるときは、来年はどういう年になるのかな、どういうことを書き込むのかな、どういうダイアリーになるのかな、と思いながらわくわくする。と同時に、引き締まった気持ちで、来年が良い年になることを願う。箱を開けて、手帳の色を見る。思った通り、気品があるブラックのダイアリー。一番最初に書く予定は何になるかな。

品格を感じるブルーのBOXとリボン。
これまでの手帳と一緒に